大学3年生の時に、ゼミの仲間に誘われて郡上の徹夜踊りへ参加したことがあります。
先日郡上に行く機会があり、「郡上踊り」のポスターをみて懐かしい気持ちになりました。
私たちは美濃太田から長良川鉄道に乗り、郡上八幡駅を目指しました。
長良川鉄道は車両がその時は2両だったのかな?
普段も1両とかで非常にかわいらしい路線なのですが、その日はすし詰め状態で非常に息苦しかったのを覚えています。
新型コロナが流行る前でしたので、さほどすし詰めでも不快ではなかったのですが、今あの状態の電車に乗ったら少し身構えてしまうかもしれません。
話がそれましたが、郡上八幡駅に到着した我々は、踊り会場を目指して歩き始めました。
踊り会場はいわゆる城下町のあたりになりますので、駅からは少しだけ歩くのですが、道中私たちと同じような浴衣姿の人が大勢いて、踊り会場へ行くのが楽しみだったことを思い出します。
踊り会場に着くと、もうとてつもない熱気でした。日中の郡上八幡とは全然違う姿にただただ興奮したのを記憶しています。
道の通りに長い輪を描くように人々は踊り、好きなタイミングで輪から外れ、好きなタイミングで戻ってくる非常に自由なお祭りです。
若い人は酒を飲みながら、小さな子供はサイダーをこぼしながら楽しく踊っていました。
あれから数年。
あの楽しい夜のことを懐かしみながら当時の写真を眺めています。
今年は徹夜踊りが開催されるとのことで、ぜひとも予定が合えばあの興奮をもう一度味わいに夜の郡上八幡へ行ってみたいものです。