生徒「先生!質問です!」
先生「どうぞ」
生徒「どうして恵那市民や中津川市民などの東濃の人間は、県都である岐阜市に遊びに行かないんですか?」
先生「いい質問だね。では順に解説していこう。」
生徒「お願いします!」
先生「まずは交通面で考えていこう。恵那市や中津川市が鉄道を使って岐阜市に行こうとした場合、どのようなルートが考えられるかな?」
生徒「はい!JR中央西線で名古屋まで出て、東海道線に乗り換える方法と、JR中央西線で多治見まで出て、太多線で美濃太田を経由して高山線で行く方法があります!」
先生「素晴らしい回答だ。他にも名鉄に乗り換えていくマニアックな方法もあるが、それはおいておこう。中津川から岐阜駅にいくには君が答えてくれた方法が代表的だけど、何か気がついたことはあるかな?」
生徒「あ!乗り換えがあります!」
先生「そうだね。中津川から岐阜に出るにはどうあがいても乗り換えが必要なんだ。しかも2つの方法のうち、時間的距離が短いのは圧倒的に名古屋経由なんだ。」
生徒「そっか!名古屋を経由するからわざわざ岐阜にいくメリットがないんだ!」
先生「その通り。でもそのお陰で岐阜市には東濃特有の『やらー』や『やにー』などの女子が使うとあまりかわいくない語尾が入ってこないから岐阜の女子はかわいい『やお』を使い続けることができてるんだ。」
生徒「たしかに!やらーは謎の伝染力があるから危険ですものね!」
先生「そうそう。おっと、授業の時間が終わってしまったな。続きはまた今度答えてあげるよ。」