天井を見上げながら、いつもよりも腕を伸ばすベッドの上。
「こんなにベッド広かったっけ…」
ポツリと呟く僕の声を聞くものは誰もいない。
君の香りにくるまれていたあの瞬間が、過去の頁のひとつになりつつある。
恋人よ。あなたの物語に僕は再登場することはありますか。きっとそれはあり得ない妄想。出番は過去の頁だけ。君を追いかけることのできなかった僕の物語は。
ああああああああああああ!!!!!!!
泊まっていくっていったのに仕事道具忘れたから帰るって寂しすぎませんかぁぁぁぁ!!!!
一緒にお酒のもうと思って冷蔵庫に冷やしておいたのに!!
という男の悲しい物語。
今日も一日頑張ろう