昨日名古屋で友人と飲むことになった。
店は決めておらず、どこへいこうか悩みながらふらーっと歩き始めた。
キャッチの男共を掻い潜り、居酒屋を求めて歩いていたとき一人のお姉さんに声をかけられた。
「お兄さんたち、お店お探しですか?」
「いいえ、散歩です」
私は冷たく突き返した。
客引きに自分のペースに持っていかせるわけにはいかない。
こちらに有利な条件を提示してきた店に入るのがプロだ。
「え?散歩ですか?w男だけで?w」
散歩の何が悪い。男3人で散歩しちゃダメなのか。怒り狂いそうになる私を止めたのは、お姉さんの美しい瞳だった。
このきれいな女の子のお店にいきたい。
我々はお姉さんが提示した20%オフとサービスで1品という条件のもと、その居酒屋に入った。
結果からいうと、大正解だった。
料理もうまいし酒もうまい。
またいこう。
そう思えるお店だった。