仕事が終わり、誰もいない自宅へと帰る。
夕食を済ませ風呂に入り、テレビを流しながらぼーっとソファーに座る。
勉強や読みたい本などたくさんやるべきことはあるはずなのに、なににも手がつかない。
罪悪感に襲われながら空虚な気持ちで眠りにつく。
コロナが流行る前、少なくともこんなに無気力じゃなかった。
コロナによる外出自粛で無気力になったのか、純粋に年を取ったのか、原因は全くわからない。
そんな空虚な夜、僕はジャズを流しながらベッドにはいる。せめて寝るその瞬間だけは、有意義な時間を演出したいという小さな足掻き。
明日はちゃんと勉強しよう。