路傍に佇む地蔵や石仏は、過去から現在へと続く悠久の時の中で、私たち旅人・村人達の無事を願い続けてきた。
人々は旅の安全を願い、路傍の石仏達に願い、祈りを捧げてきた。
しかし人々の生活が変化するなかで、旅のカタチも多様化し、国道やバイパスの整備により、旧道と呼ばれるようになったかつての道に忘れ去られたかのように佇む地蔵や石仏達。
今日からは不定期で、私雪丸が出先で見つけた石仏たちをご紹介。
まず第一回目の今日は、こちらの石仏をご紹介。
この地蔵尊は、赤坂の地蔵尊と呼ばれるお地蔵さんです。岐阜県各務原鵜沼地区に佇むお地蔵さん、お供え物もちゃんとあり、人々から大切にされていることがわかります。
中山道沿いの赤坂神社の側にあり、江戸時代から人々を見守っていたようです。
側には説明用の看板もあります。
中山道を歩く旅人は、江戸時代と比べれば大幅に減っています。しかし、このお地蔵さんは、この令和の時代になっても私達を見守ってくれているのですね。
今日の川柳
【時のなか 不動のままに 見つめつつ】
※川柳だったり俳句だったり和歌だったり、その時感じたことを最後に載せます。シリーズ序盤なので設定が固まってませんが、お地蔵さんの紹介と私の感想という構成でいきます。笑