岐阜市ときくと、県外の人間は「田舎」と思うかもしれない。いや、県内の人間ですら、一定数そう感じているかもしれない。
実際、私が東濃にまだ居していた頃、岐阜市に訪れることはほとんどなかった(学生時代にようやく研究資料採集のために訪れるようになったが)。
岐阜市がこれほどまでに田舎だと思われているのはいったいなぜであろうか。
1つは岐阜という知名度の低さ、1つは「岐阜=飛騨高山」という県外の人間のイメージ、そして名古屋に近接する地理的背景、これらが大きな理由であると思われる。
この場で深く上記の理由を掘り下げることはしないが、岐阜県民が思っているよりも岐阜県の認知度は県外、殊に関東や九州で低いことは経験則上お伝えしておこう。
さて、そんな田舎イメージの先行する岐阜市だが、岐阜駅前だけ見れば大都会である。
近年は玉宮地区が若者の集まる街となっているし、柳ケ瀬商店街はいわずもがなである。
こじゃれた喫茶店や飲み屋の数や質では、名古屋に優るとも劣らない。
そんな大都市岐阜市に一度は遊びに来てほしい。